身体の硬さがもたらす障害

お子様の身体が固いことに、お悩みの保護者様もいらっしゃるでしょう。

身体が固いと、手足を円滑に動かせず、運動が苦手になりがちです。

運動を積極的にしないと、日常生活に必要な筋肉が十分に育ちません。身体の成長や体力の低下が心配です。

運動能力が低いことで、保育所や学校での集団生活でも、困難を抱えやすくなるでしょう。

身体の固さには、怪我の可能性を上げます。

体が硬くなる理由

身体の固さを生む原因の1つに、筋肉と骨の成長のアンバランスが挙げられます。

これは成長期特有の症状です。

成長期に背が伸びるのは、骨が伸びているからです。

成長期の子どもの骨には、両端に「成長軟骨」と呼ばれる部分があります。

成長軟骨で新しい骨が作られ、骨が伸びる仕組みです。

骨が伸びれば、筋肉も同時に伸びなければなりません。

しかし成長期には、しばしば成長軟骨での骨の伸びが、筋肉の伸びを上回ります。

短い筋肉が無理に引っ張られることで、筋肉は硬く伸ばしづらくなります。

筋肉が硬化し、身体が固くなるのです。

筋肉はたくさんの筋繊維でできています。

運動不足で筋肉を使わないと、筋繊維がやせ細り、硬くなります。筋肉が硬化すると、身体は固く動きづらくなります。

文部科学省によると、子どもの体力や運動能力は、昭和60年ころから低下傾向が続いています。

外遊びに使える時間、空間、仲間が減少したことで、積極的に外で遊ぶことが少なくなり、身体を使わなくなりました。

現代っ子は、身体が固くなる環境に置かれているのです。

今はいいかもしれません。しかし今のお子さんが大きくなった時にどんな未来が待っているでしょう。そんなことを考えると今何とかしなくては考えます。

お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

きみしま接骨院

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