脱臼と亜脱臼の違い。

脱臼と亜脱臼の違いは、関節の骨が離れる程度です。

明確にお伝えすると…

脱臼とは、関節を形成している骨が完全に離れることです。

亜脱臼では、関節の骨が部分的にずれています。

  • 脱臼:関節を形成している2つの骨が完全に離れる状態。
  • 亜脱臼:関節の骨が部分的にずれる状態。

脱臼した関節は、整復(復元)するまで脱臼したままになることが多いですが、ときに自然に元の位置に戻ることがあります。

*ここで理解してほしい内容は、関節がずれるということは内部でほかの組織も壊れている可能性が否定できないということです。(筋・靭帯・骨など)そのままにしておくと後々症状が残ることがありますので早期に医療機関を受診することをおススメします。

脱臼や亜脱臼の症状や治療法は次のとおりです。

  • 症状:脱臼した部位には痛みが生じ、通常は腫れ上がります。
  • 亜脱臼の場合は関節周囲の損傷は少ないため、軽い痛みや違和感がある程度です。(亜脱臼の中でも損傷度は様々です。)

  • 治療法:脱臼は、通常は手で骨を元の位置へ戻し(整復)、固定しますが、手術が必要になることもあります。
  • 亜脱臼の場合は、損傷度合いによって対応が変化します。

まとめ

ワールドシリーズを観戦していて思わず書いてしまいました。

脱臼や亜脱臼をするということは、身体の一部が今までと違う方向にいってしまうことです。その為、ほかの部分を損傷するケースがあります。

大丈夫と言ってプレーするのではなく医療機関で診察の上今後についてしっかりとプランを立てることが大切だと考えられます。

きみしま接骨院

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