高齢者が骨折しやすい部位には、次のようなものがあります。
- 背骨(椎体骨折)
- 太ももの付け根(大腿骨近位部骨折)
- 手首(橈骨遠位端骨折)
高齢者の骨折は、骨粗しょう症による骨の強度の低下が原因で、弱い外力でも折れやすくなっています。また、骨折した後の回復にも時間がかかる傾向があります。
高齢者の骨折は、転倒によるものが多く、慣れているはずの家の中(敷地内)で発生することが多いです。転倒を防ぐには、住環境の整備や、服用中の薬によるめまいやふらつきなどの相談が有効です。
高齢者が骨折しやすい部位で、寝たきりになる危険がある部位には、次のようなものがあります。太ももの付け根(大腿骨頚部、背骨(脊椎、手首(橈骨遠位端、 肩の骨(上腕骨頚部。
これらの部位で骨折すると、立つことや歩くことができなくなり、要介護や寝たきりになる危険が高まります。
特に太ももの付け根の骨折は、治るまで歩くことができず、高齢者ではそれがきっかけで寝たきりになることが多くなります。
骨折は、骨粗鬆症によって骨がもろくなった高齢者に多く見られます。
骨粗鬆症は、骨折やその痛みが起こるまで自覚症状がないサイレントディジーズといわれているため、早めの検査による治療開始と治療の継続が大切です。
きみしま接骨院より
私の祖父と祖母は大腿骨を骨折してその後施設での生活を余儀なくされました。
ひ孫と歩くのを楽しみにしていたのに…
健康的な生活を送る為に、自分の足で歩ける生活をするためにお困りの方はお気軽にお問い合わせください。