継続は力なりの真実

継続は力なりと言われるが中々続かない人はこの記事を読んでほしいと思います。

「運動学習の図式」とは、運動技能を学習・習得していくプロセスやメカニズムを視覚的に表現した図やモデルのことです。

以下に、代表的な「運動学習の図式」とされるモデルを簡単に紹介し、それに基づいて図式のイメージを説明します。


①【スキル習得の段階モデル(フィッツ&ポスナーの三段階モデル)】

運動学習のプロセスを3つの段階に分けて示した有名なモデルです。

段階名特徴学習者の状態
認知段階(Cognitive stage)何をどうするのか理解する段階。言語的な指導が効果的。ミスが多く、ぎこちない動き
連合段階(Associative stage)動きの精度が上がり、フィードバックによって修正が行える。ミスが減少し、洗練された動きに近づく
自動化段階(Autonomous stage)意識せずにスムーズに実行できる。注意資源を他のことに向けられる。高い精度と効率のある動き

考えてプレーすることから自動的に動けるフェーズになるなることを指します。


②【運動学習における情報処理モデル】

刺激から反応までの流れを認知心理学的に説明したモデル。

コピーする編集する【入力(刺激)】
   ↓
【感覚器官】
   ↓
【知覚 → 判断 → 応答選択】
   ↓
【運動実行】
   ↓
【フィードバック】
   ↑(ループして再学習に活用)

ポイント

  • フィードバック(内的/外的)を利用して次回の動きに修正を加える。
  • 知覚と記憶、判断が重要な役割を果たす。

一番大切なのはループして再学習を行っていくことです。(継続は力なり)


③【スキーマ理論(シュミットのスキーマ理論)】

新しい運動課題を汎用的に処理するための「スキーマ(運動記憶の枠組み)」を形成するモデル。

構成要素説明
初期条件(Initial Conditions)運動前の状況(位置、姿勢など)
反応仕様(Response Specifications)どのような運動をするかの計画
感覚結果(Sensory Consequences)運動中の感覚フィードバック
結果(Response Outcome)運動の成果(成功・失敗)

運動を記憶していく仕組みで、初期条件から本当に大切です。

ストレッチさぼり気味の選手はしっかり意識して行ってみてください。

きみしま接骨院

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