最近トレーニングの依頼が増えてきています。
トレーニングをしていると選手から体幹という言葉がかなり増えてきています。
体幹トレーニングは大切ですが他にも大切なことはたくさんあります。
特に選手の中で混合しているのは…
「モーターコントロール」と「体幹トレーニング」は一見同じように使われがちですが、実は少し役割が違います。整理すると分かりやすいです👇
① モーターコントロール(Motor Control)
- 定義:脳や神経が「身体の動きを適切にコントロールする能力」
- 目的:
- 正しい姿勢・動作の再学習
- 不必要な筋緊張を減らし、必要な筋をタイミングよく使えるようにする
- 怪我の予防や慢性痛(腰痛・肩痛など)の改善
- 例:
- ドローインで腹横筋を意識しながら呼吸を整える
- 片足立ちで骨盤の安定を感じる
- 肩甲骨を正しい位置にコントロールしながら腕を動かす
👉 「神経と筋の協調性」を高めるトレーニング。
筋肉を鍛えるというより「使い方を整える」のがポイントです。
② 体幹トレーニング(Core Training)
- 定義:お腹・腰・背中・骨盤周囲の筋群を鍛えて、身体の軸を安定させる運動
- 目的:
- 筋力・安定性の向上
- パフォーマンスアップ(投球・ジャンプ・走力など)
- 外力に負けない土台づくり
- 例:
- プランク
- ロシアンツイスト
- メディシンボールを使った回旋運動
👉 「筋力や耐久性」をつけるトレーニング。
③ 違いとつながり
- モーターコントロール → まず正しい動きを「学習」する段階
- 体幹トレーニング → その上で筋力や安定性を「強化」する段階
つまり、
1️⃣ モーターコントロールで「正しい動かし方」を覚える
2️⃣ 体幹トレーニングで「強さ」を上乗せする
この順序で取り組むと効果が高いです。
きみしま接骨院
トレーニングを頑張る選手は増えてきました。
とりあえずやればいいのではなく理解してこの冬を乗り越えていきましょう。
お気軽にお問い合わせください。
この冬レベルアップして春見返してやりましょう。