頂き物シリーズ
当院では沢山の方から頂き物をしています。
頂いてばかりで中々お返しできていないので、当院で活動してくれている管理栄養士の方に栄養成分についてお話しさせて頂きます。
エネルギー源
ぶどうには、体内に吸収されやすい単糖類であるブドウ糖や果糖が豊富に含まれています。ブドウ糖や果糖は摂取後、体内で素早くエネルギーに変換されるため、即効性のある優れたエネルギー源になります。
有機酸も含まれており、疲労物質である乳酸を分解しエネルギーに変える働きがある
ため、疲労の蓄積が抑えられます。
★100gあたり(皮なし生)★
エネルギー:58kcal
タンパク質:0.4g
脂質:0.1g
炭水化物:15.7g
食物繊維:0.5g
★100gあたり(皮あり/生)★
エネルギー:69kcal
タンパク質:0.6g
脂質:0.1g
炭水化物:16.9g
食物繊維:0.9g
抗酸化作用
ぶどうにはポリフェノールが多く合まれ、抗酸化作用があります。
錆びる=酸化
抗酸化作用は、老化や免疫機能低下などに関係する活性酸素の発生を抑えたり取り除いてくれたりする働きがあります。
ぶどうの皮や種の部分に多く含まれており、皮ごと食べられる品種であれば、皮ごと食べるのがおすすめです。果皮の色が濃いほど、多く含まれています。
むくみ・高血圧予防
ぶどうには、カリウムが多く含まれています。
体内の余分なナトリウムを体外に排出する働きがあります。それによってむくみの解消や血圧を正常に保つ効果が期待できます。その他に利尿作用もあるので腎臓の働きを助けてくれます。
さらに神経や筋肉をサポートする働きがあるので、カリウム不足になると痙攣や筋力低下などの症状が現れます。
色の違いによるぶどうの栄養価
〇黒のぶどう
【品種】巨峰、ピオーネ、ナガノパープルなど
栄養価】アントシアンが豊富で疲れ目や疲労
回復に効果的
〇赤のぶどう
【品種】デラウェア、安芸クイーンなど
【栄養価】がん抑制作用を持つといわれる「レスベラトロール」が豊富
•緑のぶどう
【品種】マスカット、ロザリオ・ビアンコなど【栄養価】皮ごと食べられる品種が多く、食物繊維が豊富なので、便秘改善に期待できる
きみしま接骨院