◆冬の感染症対策
冬は、気温低下・湿度低下によりウイルスが拡散しやすく、
インフルエンザ、胃腸炎、発熱症状が一気に広がる時期です。
特に チームスポーツでは集団感染がシーズンを左右する ため、予防が何より大切です。
【1】選手が必ず気をつけたい基本対策
● 手洗いの徹底(30秒)
特に
- 練習前後
- 食事前
- トイレ後
- 家に帰ったとき
は必ず手洗い。
● うがいより「口ゆすぎ」
のどの粘膜を傷つけないよう、
軽く水で口をゆすぐだけでOK。
● マスクの使い分け
- 人が多い場所
- 換気できない部屋
ではマスク着用が効果的。
練習中は無理に着けなくてOK(呼吸の妨げになるため)。
【2】睡眠・食事の管理(最も効果が大きい)
● 睡眠時間
小中学生 → 8〜9時間
高校生 → 7〜8時間
免疫力の約70%は睡眠で決まります。
● 食事
- 発酵食品(ヨーグルト・味噌)
- ビタミンC(みかん・キウイ)
- タンパク質(肉・魚・卵)
は風邪予防に効果的。
● 水分補給
冬は喉が乾きにくいが、感染リスクは乾燥で上がるため
1日1〜1.5Lは必ず飲むこと。
【3】運動時・練習環境の対策
● 換気(10〜15分に1回)
室内練習では特に重要。
少し窓を開けるだけでウイルス濃度が大幅に下がります。
● 練習道具の共有は最小限に
タオル・水筒は絶対に共有しない。
ボールや器具は消毒できるとベスト。
● ウェアをしっかり乾燥
湿ったウェア・靴下は体温低下の原因。
練習後は速やかに着替える。
【4】体調不良の“初期対応”
● 微熱・咳・下痢・倦怠感
→ 無理して練習しない
早めに休むことで重症化を防ぎ、チーム全体の感染拡大も防げます。
● 学校・チームに報告
症状がでたら早めの共有を。
● 復帰の目安
- 解熱後24〜48時間
- 食欲・睡眠の回復
- 問題なく動ける状態
焦って復帰しないことがチーム全体のためになります。
【5】保護者の方へのお願い
- 発熱・咳・喉の痛みがある場合の早めの判断
- 睡眠・食事・水分補給のサポート
- 朝の検温習慣
- インフルエンザ予防接種(希望者)
家庭での見守りが感染拡大の大きな防波堤になります。
【6】チームの感染対策ルール(例)
すぐに使える形にまとめています。
● 毎日の体調チェック
(発熱・倦怠感・咳・腹痛・喉の痛み)
● 練習中の水筒・タオルの共有禁止
● 室内練習は 10〜15分に1回換気
● 発熱・感染疑い時は無理して参加させない
● 練習後は必ず着替え・手洗い
● 選手・保護者への情報共有を徹底
必要であればチーム名入りでPDF化もできます。
◆まとめ
冬の感染症対策は
「選手の力を落とさない」
「チーム全体を守る」
ための最重要項目です。
体調が整ってこそ、冬のトレーニングで最大の成長が生まれます。