食育

新入生・新生活4月スタートの時期です。

食事は身体を作る大切な時間になります。

調べれば調べるほどどうしていいかわからなくなる可能性があります。ここで押さえておきたいのは、最低限の知識です。

  • 食品表示
  • 食品添加物
  • 遺伝子組み換え食品
  • 健康食品

食育は頑張り始めたらキリがないです。費用もかなり掛かります。無理なく家族で楽しい食卓を囲めるための記事だと思っていてください。

消費期限と賞味期限

消費期限…安全に食べられる期間(お弁当やお惣菜などの品質劣化の早い食品に表示されます。)

賞味期限…美味しく食べられる期間(期間が過ぎたからと言って直ちに食品衛生上に問題が生じることはありません。*消費者庁より)

無糖や砂糖添加物

無糖…厚生労働省が定めた栄養表示基準で、その食品が100g当たりの糖分含有量が0.5g未満の場合。

砂糖添加物…(砂糖不必要も同じ)砂糖が含まれていない物、ブドウ糖や果糖、乳糖が含まれていることも。

当分控えめ…厚生労働省が定めた栄養表示基準でその食品100g当たり糖分含有量が5g以下(飲料は100mlあたり2.5g)の場合。(低糖・糖分軽め)も同じです。
甘さ控えめ…栄養成分に関係なく商品の味の表示に過ぎません。

低塩…食品100g当たりナトリウム含有量が120ml以下の場合。

減塩…従来品などと比較したナトリウム減塩量を記載したもの。比較対象によって塩分が異なる為塩分を気にしている方は栄養成分表示を確認しましょう。

うす塩…ナトリウム含有量とは関係なく商品の味の表現に過ぎません。

旬とは

旬の食材のメリットは何だと思いますか?

  • 旬の時期に最も味がよくなる。
  • 栄養価が高い
  • その季節に人の身体に必要としている栄養素を含む
  • 価格が安定して、安価が手に入る。

旬のものは新鮮でおいしく、安く手に入ると思っていませんか?もちろん大正解ですが、実はその季節の人間が必要とする栄養素を多く含んでいる特徴があります。

夏(身体を冷やすために水分が豊富なトマトやキュウリなど)

秋…(夏に消耗した体の為に脂ののった魚介や秋の味覚など)

ビタミンが多く含む葉物や冬野菜は身体の抵抗力を高めて風の予防に役立ちます。

自然に逆わらずにその食材の成長を適した季節を栽培しているため、生育も早く農薬などの使用量が少なくて済むという利点があります。つまり旬の食材を選ぶという事は、安心で健康な食生活の近道になると考えられます。

野菜お米の選び方

野菜や果物の選びポイント

産地がわかり、できれば旬のものを選ぶ。カット野菜より丸ごと野菜を買う。

輸入食品は現産国名が表示されています。価格が安いのは魅力的です。しかし、輸送中に鮮度や栄養価が下がっているものもあります。収穫後に防カビ腐などの目的で農薬を散布している食材もあります。

輸入品でしか買えない美味しい食品も沢山あります。安心で新鮮、持産地の観点から国産の物を選ぶのがいいかと思います。

カット野菜は、製造過程で何度も洗浄されているのでビタミンやミネラルが流出しています。空気に触れた断面からも栄養素が失われやすいので可能な限り丸ごと買うことをオススメします。(食品によっては加工が難しいので無理するのはやめましょう。)

レンコンや長芋などのカットされた根菜類で色鮮やかすぎるのは漂白剤を使用していることがありますので注意が必要です。

ですので、輸入品と国産品から選べる食品については、安心で新鮮、持産地消の観点から国産のものを選ぶのもいいですね。
カット野菜は、製造過程で何度も洗浄されてビタミンやミネラルが流出しています。また、空気に触れた切断面からも栄養素は失われやすいので、可能な限りは丸ごと買うのがオススメです(でも、カボチャやキャベツなどは丸ごと消費しづらいこともありますから、あまり無理のないように)。また、レンコンや長芋などのカットされた根菜類で色が鮮やかすぎるものは漂白剤を使用していることもありますので注意しましょう。

お米の選びポイント

精米されたものを買う。季節に合わせて消費できる量を買う。

品種や産地ばかりに目がいってしまいますが、精米すると表面の脂肪分が酸化して味が落ちてしまいます。「精米年月日」が新しいものがいいと思います。

魚介や肉の選び方

魚介類のポイント

旬の物でも小型の回遊魚(アジ・イワシ・サバ・サンマ・カツオ・ブリなど)がおススメです。原産品表示を然りチェックが必要です。

魚介類は、原産地・冷凍OR解凍・養殖の表示義務付けられています。

旬の魚は近海で獲れるため、あまり人の手が加わらずに素早く小売店に届きやすいです。群れを成して季節ごとに移動する回遊魚は近海魚や養殖魚と比べて安全性が高いと言われています。

魚介類は「アニサキス」による食中毒について厚生労働省でも予防を呼び掛けています。これには新鮮な魚を選ぶことや冷凍や加熱が有効になります。

お肉のポイント

あまりに安い肉は避けましょう。

牛肉・豚肉・鶏肉すべてに日本各地にはブランド肉があります。比較的に安全性が高いと言われていますが、細かいことを言いだすときりがありません

加工食品

加工食品のポイント食品添加物の少ないものを選ぶ

安全性とバランスの取れた適正価格物もを選ぶ

多くの加工食品には腐敗防止や着色・甘味付け・長期保存などの目的で食品添加物が多く使用されています。加工食品の過度の使用は食品添加物を多く摂取してしまうことに繋がります。食品添加物が少ないものは、価格も高くなる傾向にあると思いますが、同じ用途の商品が並んでいれば、お財布事情と相談しながらなるべく食品添加物の少ないものを選ぶのも手になります。
パックやお惣菜の量り売りなどでは包装されていない原材料は食品添加物の表示義務がありません。食材にこだわりを持っているお店で買うのがおススメされます

食品添加物

日本では安全性が認められている物の海外では禁止されている物もあります。とりあえず知ってほしい食品添加物について書かせて頂きます。

タール系色素(赤色104号・106号)…着色料の1つ。

リン酸塩…カルシウム不足を招く可能性があり。

防腐剤(イマザリル・OPP・TBZなど)…もともと農薬として使用されていた経緯があり発がん性が疑われます。

食品添加物をすべて避ける生活は、精神的にも金銭的にも負担になると言われます。少しづつ考え行けばいいのではないでしょうか?

遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換え食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出して植物などに組み込む技術により作られた作物や使用作られた食品の事です。

遺伝子組み換え食品である義務付けがつけられているのは、大豆やトウモロコシ・ジャガイモなど8作物と豆腐や納豆・みそなど33の加工食品です。

遺伝子組み換え食品が流通したのは昨今であり人体への影響はまだよくわかっていません。厚生労働省医薬食品局食品安全部によると、平成26年4月現在で安全性審査を経た遺伝子組み換え食品は290品種、添加物は17品目であります。

遺伝子組み換え食品である場合はきちんと表示されています。

健康食品

健康食品は、法律上定義はありません。

保健機能食品…一般食品と医薬品の間にある一定機能を持った食品群です。

「保健機能食品」には、特定保健用食品(トクホ)・栄養機能食品・機能性表示食品の3つがあります。

①特定保健用食品(トクホ)…国が科学的根拠(お腹の調子を整える・コレステロールの吸収を抑える)などの審査し保健の機能表示を許可したもの(許可マーク有)

②栄養機能食品…ミネラルやビタミンなどを含む食品が対象。国に対して許可や申請ははなく届け出は必要なく国が定めた基準に適合していれば規定の栄養成分を表示できる。(許可マークなし)

③…機能性表示食品…企業が科学的根拠を消費者庁に届け出したもの。製品には届出番号が表示されている。

まとめ

食品を選ぶ際にどこまでこだわるかは1人1人の判断になります。子供たちや家族の為に知らないより知っているは大切になります。

やりすぎて、精神的にも家計的にも負担をかけずに出来る範囲で行うことがいいと思います。

安心安全な食卓を気づいて頂ければと思います。

食べ過ぎている院長はトレーニング頑張ります。

きみしま接骨院

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