頂き物シリーズ 梅干し編
疲労回復効果
エネルギー代謝がうまくいかないと、栄養素の不完全燃焼が起こり、疲れや肩こりを感じたり、細胞の老化、生活習慣病などの原因にもなります。
梅の酸味成分でもあるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸は、糖質の代謝を促し活性化させる働きがあります。これにより栄養素をエネルギーに変換する働きをスムーズがなります。
■ クエン酸は、体内でエネルギー源を燃やすだけ
11でなく、疲労の原因となる乳酸を体外に排出してくれるので、肩こりや倦怠感の解消、疲労を蓄積しにくくする効果が期待できます。
美容効果
体が酸化すると、老化や病気につながります。美容の大敵ともいわれています。
活性酸素が体内で増加すると、血管や細胞を酸化させ傷つけてしまうことで、老化が進むといわれています。具体的には、シミやシワなどのほか、がん、動脈硬化、糖尿病などの病気の引き金になるともいわれています。
梅に含まれる『梅リグナン』は強い抗酸化力をもっています。細胞の酸化を防いで老化を抑制する効果があります。
食中毒予防
梅干しに含まれているクエン酸には、細菌が増殖するのを防ぐ抗酸化作用があり、お弁当やおにぎりに入れると食材が腐りにくくなります。
殺菌効果のある梅干しですが、効果は触れている部分だけに限られます。梅干しを刻んで混ぜ込むことで接触面が増え、全体に殺菌効果が行き渡ります。
整腸作用
梅干しには植物性乳酸菌が含まれています。
植物性乳酸菌は善玉菌のエサとなり良好な腸内環境作りに貢献してくれます。また梅干しには、悪玉菌を抑制する働きのある「カテキン酸」というアミノ酸と「エポキシリオニレ
シノール」というポリフェノールが含まれており、乳酸菌との相乗効果によってより高い
整腸効果を得ることができます。
腸内環境を整えることは、便秘予防や肥満予防、免疫力UPにつながり、抗アレルギー効果
もあります。
塩分に注意
梅干しには、ナトリウムが多く含まれています。
塩分を摂り過ぎると様々な悪影響を及ぼします。
- 高血圧症や動脈硬化など、血管の病気のリスク
- 余分な塩分を排出する際にカルシウムなども排出されるため、骨粗ラ症のリスク
- 腎臓の負担が大きくなるため、慢性的な腎臓
- 病や腎不全のリスク
- むくみによる体重増加のリスク
★梅干し1個(約10g) 塩分約2g前後
(商品によって塩分濃度が異なる)
食塩摂取目標量男性 7.5g/日 女性 6.5g/日
※日本人の食事摂取基準
身体に色々なメリットをもたらしてくれる梅干しですが、食べ過ぎには注意して下さい
きみしま接骨院