休日だから沢山寝たのに…なんだか疲れがとれないと悩んでいる貴方
もしかすると、睡眠の質が悪いかもしれません。
忙しい毎日で1番犠牲になりやすいのが、睡眠時間です。
近年、睡眠は量ではなく質が重要視されています。
今回は睡眠の質を上げる方法や、睡眠の質の重要性について解説していきます。
たくさん寝たはずなのになんだか疲れが取れない……。「もしかして睡眠の質が悪いのかも」と、気になったことがある方もいるかもしれません。
忙しい毎日のなかで、なにかと犠牲になってしまうのが睡眠時間ですが、最近は睡眠の「量」ではなく「質」が重視されるようになってきています。
今回は、睡眠の質を上げる方法や、睡眠の質が重視される理由を解説します。
睡眠の質の重要性
睡眠は、心と体の疲労を回復させる。記憶の定着やホルモンバランス、自律神経の調整や、免疫力の向上、成長ホルモン、脳の老廃物の除去など様々な働きがあることが分かっています。
私たちの身体にとって重要な睡眠の質が悪くなると、生活習慣病のリスクを高めたり、症状の悪化させたりなど健康上の問題や生活に支障が生じてきます。
「ぐっすり寝れた」「スッキリした」「疲れがとれた」など主観的な判断は本当に大切です。
睡眠の質を上げる方法
睡眠の質を上げる方法がとても大切です。
皆さんの生活様式は様々です。
皆様が実践できることを考えながら行ってみてください。
規則正しい生活
規則正しい生活が睡眠の質を上げていく必要があります。
人間の身体は、生命活動の為に「体内時計」が備わっています。人間は1日25時間サイクルと言われています。(眠くなる原理はここにあります。)
朝、日光を浴びると身体がリセットされて24時間の身体に合わせてくれます。
この体内時計のリズムに合わせて規則正しい生活を送ることで、夜になると自然と睡眠準備が整い質の高い眠りを得ることが出来ます。
体内時計を正しく行う上で、重要なのは太陽の光です。日中太陽の光を浴びて、夜はなるべく光を避けていきましょう。(サーカディアンリズム)
ブルーライトは睡眠の質を下げるのに注意が必要です。
その理由は、PCやスマートフォンから放たれるブルーライトは、太陽の光に近いと言われています。この性質が反応して、脳が時間を誤認識して覚醒してしまうことがあるからです。
睡眠の質を上げる為にも、できる限り睡眠前の操作は控えていきましょう。
運動習慣
運動習慣によって、寝つきがよくなり深い睡眠が得られるようになります。
激しい運動は、逆に睡眠を妨げてしまう可能性がある為、散歩や軽いランニングなど負担が少なく長続きするような有酸素運動がおススメです。
睡眠の質を上げるのに効果的なのは、夕方から就寝約3時間前のタイミングで行うことがいいと言われています。睡眠前に運動をすると交感神経が優位になり逆に寝れなくなってしまいます。
入浴
ホルモンの生理的な変動で、体温は日中に上がり、夜は下がる性質があります。
入浴で体温を一時的に上げて風呂上がりに自然と下がっていき入眠がスムーズに生きやすいです。
入浴のタイミングは、終身の2~3時間前が効果的です。
40度のお湯なら30分程度・42度の熱めなら5分程度の入浴がいいと言われています。(体温を0.5度上昇させることで寝つきがよくなります。)
半身浴などでも効果はあるので、お風呂を楽しんで体温を0.5度上昇させることが出来れば眠りに入りやすい副交感神経が高まっていくと考えられます。
*長湯しすぎると逆に疲れてしまうので注意が必要です。
寝る為の準備
寝る為の準備は本当に大切です。
温度・湿度・照明・音・枕やマットレス・服装なんかも大切です。
カフェインが入っている飲み物は就寝の3~4時間以内に飲むと睡眠の質の低下や夜トイレに起きるなど睡眠の妨げになります。
勿論、喫煙や飲酒も同様です。
食事も同様に3時間前がおススメです。
胃の中に食べ物が残っている状態だと、胃腸が消化の為に働き続けなくてはいけないので「ノンレム睡眠」に入りづらくなってしまうので疲れがとれにくくなってしまいます。
音楽
寝つきの良い音楽を1時間前から聞き始めるのも効果的です。
眠るのに邪魔にならない程度の音量で音楽を流すことで、睡眠の質を上げる方法があります。
睡眠は量より質
1日8時間睡眠をとると、人生の約3分の1は睡眠です。睡眠は、疲れた体と心を休ませるために欠かせないものです。
ぐっすり寝れた スッキリした 疲れがとれた と感じれていない方は要注意です。
睡眠の質が下がると、健康に大きな障害が生じることがあります。
当院では、自律神経に対するアプローチも行っております。
お困りの方は是非ご相談ください。
君島悠太