子どもの骨折の特徴

子どもから痛みの訴えがあったとき、保護者は

「歩けるから大丈夫」

「関節が動くから骨折していない」

などと自己判断しないでほしいと思います。

「触ると泣く」

「手を使わない」

「足に体重をかけられない」

などの症状があれば、骨折を疑いましょう。

特に乳幼児では、腫れが少なかったり、骨折していない部位の痛みを訴えたりすることもあり注意が必要です。

原因と病態

転倒や転落によるものがほとんどです。

肘関節の周囲や前腕など上肢の骨折が約半数を占めて次いで多いのが鎖骨や下腿の骨折です。

成長過程の骨には弾力があり、骨幹部では隆起骨折や若木骨折、力学的に脆弱な成長軟骨が存在する関節周囲では骨端骨折(骨端軟骨の離開)など小児特有の骨折があります。

診断

十分な視診、観察で疼痛部位を予測し、最小限の触診をして、骨折の部位を確定したり、

エコー検査・X線(レントゲン)撮影を行います。
受傷直後にはX線で骨折を確認できないことや、骨折線が現れず弯曲する急性塑性変形もあり、また骨折に関節脱臼を伴うこともあります。


骨端軟骨や関節内の骨折では診断が難しいため骨折が疑われる側だけでなく健側も撮影をしたり、ギプスなどで固定して定期的な観察を行い診断を付けます。

治療

治療には保存療法と手術療法があります。

関節周囲の骨折以外は自家矯正が期待できるので、通常は徒手整復による保存療法が行われます。

血管損傷や神経損傷がないことを確認して、ギプスなどで固定します。

成長期は骨が癒合しやすいので、1~2カ月たてば安定します。
整復後に変形が残ったり骨折部が離れたりしていても、軽度なら心配することはありません。自家矯正力が高いのが小児の 骨折の特徴です。

きみしま接骨院より

当院では、エコー検査を行い必要であれば画像診断をお願いする為に紹介状を書いております。

不安なままにせずお気軽にお問い合わせください。

高齢者の方が骨折しやすい部位

高齢者が骨折しやすい部位には、次のようなものがあります。

  • 背骨(椎体骨折)
  • 太ももの付け根(大腿骨近位部骨折)
  • 手首(橈骨遠位端骨折)

高齢者の骨折は、骨粗しょう症による骨の強度の低下が原因で、弱い外力でも折れやすくなっています。また、骨折した後の回復にも時間がかかる傾向があります。

高齢者の骨折は、転倒によるものが多く、慣れているはずの家の中(敷地内)で発生することが多いです。転倒を防ぐには、住環境の整備や、服用中の薬によるめまいやふらつきなどの相談が有効です。

高齢者が骨折しやすい部位で、寝たきりになる危険がある部位には、次のようなものがあります。太ももの付け根(大腿骨頚部、背骨(脊椎、手首(橈骨遠位端、 肩の骨(上腕骨頚部。

これらの部位で骨折すると、立つことや歩くことができなくなり、要介護や寝たきりになる危険が高まります。

特に太ももの付け根の骨折は、治るまで歩くことができず、高齢者ではそれがきっかけで寝たきりになることが多くなります。

骨折は、骨粗鬆症によって骨がもろくなった高齢者に多く見られます。

骨粗鬆症は、骨折やその痛みが起こるまで自覚症状がないサイレントディジーズといわれているため、早めの検査による治療開始と治療の継続が大切です。

きみしま接骨院より

私の祖父と祖母は大腿骨を骨折してその後施設での生活を余儀なくされました。

ひ孫と歩くのを楽しみにしていたのに…

健康的な生活を送る為に、自分の足で歩ける生活をするためにお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

変形性膝関節症

皆さんも一度は聞いた事があるかと思います変形性膝関節症。(OA)

高齢者の方に多く膝に大きな負担があり生活に支障が出ている方が…

そうならないためにもしっかりとした知識と今後を考えていきたいと思います。

症状

男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。

主な症状は膝の痛みと水がたまることです。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます。

中期では正座や階段の昇降が困難となります。

末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

原因と病態

原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しています。

また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。

加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。

診断

問診や診察、時に触診で膝内側の圧痛の有無、関節の動きの範囲、腫れやO脚変形などの有無を調べ、X線(レントゲン)検査で診断します。

必要によりMRI検査などをします。

予防と治療

予防(日常生活での注意点)

  • ふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える。
  • 正座をさける。
  • 肥満であれば減量する。
  • 膝をクーラーなどで冷やさず、温めて血行を良くする。
  • 洋式トイレを使用する

以上のことなどが挙げられます。

治療

症状が軽い場合は大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などの運動器に対してアプローチを行います。

膝を温めたりする物理療法を行います。

インソールを入れるケースもあります。

このような治療でも治らない場合は手術治療も検討します。

これには関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術などがあります。

きみしま接骨院より

しっかりとしたケアや症状が悪化しないための対処は本当に大切になります。

平均寿命が上がってきている日本だからこそ、健康寿命を上げていきましょう。

マイナ保健所

柔道整復師の施術所におけるオンライン資格確認(資格確認限定型)は、

2024年4月より運用が開始され、2024年12月2日以降に義務化されます。

オンライン資格確認は、マイナンバーカードと一体化した健康保険証(マイナ保険証)を活用して、患者の保険資格をオンラインで確認する仕組みです。

従来は医療機関の窓口担当者が保険証に記載された日付を手動で確認していましたが、オンライン資格確認では自動化できるため、窓口業務の効率化や確認ミスを防ぐことができます。

12月より対応可能となりましたのでご報告させていただきます。

きみしま接骨院 院長

12月の予定表

12月も残りわずかです皆様はいかがお過ごしでしょうか?

お身体の不調を残さずに対応頂ければと思います。

12月12日(木)休診

31(火) 午前中完全予約制での診療です。

31日(火)~1月3日(金)まで年末年始休診となっております。

公式LINEからご予約いただけますのでお気軽にお問い合わせください。

きみしま接骨院

パフォーマンスピラミッドとパーソナルトレーニング

今回は、「パフォーマンスピラミッド」について詳しく解説していきます。

アスリートはもちろん、トレーニングで健康づくりをする方は知っておくとすごく有益な内容です。

特に、小学生や中学生の保護者の皆様この知識はしっかりと入れておきましょう。

パフォーマンスピラミッドとは?


そもそもパフォーマンスピラミッドとは、理想とするトレーニングの順番をピラミッド型に表したものです。

一番下の層が土台となり、順番にトレーニングを行うことでパフォーマンスが向上するという考え方です。

これはアスリートに対して使われることが多いですが、小学生や中学生も選手である以上アスリートの考え方が大切になります。

一般的に、土台部分:「ムーブメント」真ん中:「パフォーマンス」一番上:「スキル」と表されます。

このピラミッドは、トレーニングに励む方なら知ってほしい内容なので、ひとつずつ解説します。

スキルは、スポーツ選手にとってかなり重要な要素です。

野球:「投げる」「打つ」「捕る」
バスケ:「シュート」「ドリブル」「パス」などがスキルです。

スポーツにおいては、「スキル」の高さで勝敗が決まるといっても過言ではありません。

このスキルを高める上で必要となるのが下にある「パフォーマンス」と「ムーブメント」です。

スキルは、スポーツ動作の中で自動的に行えているのが理想です。意識と無意識がありますが、無意識にプレーすることが出来れば考えるための脳に空きができるのでゲームに勝つ為にいきます。

パフォーマンス

ピラミッドの真ん中に来るのがパフォーマンスで、簡単に言うと「フィジカル能力」のことです。

筋力 スピード 敏捷性 パワー(瞬発力/プライオメトリクス) 筋持久力/全身持久力これらがパフォーマンスの要素です。

スキルが高かったとしても、筋力やスピードがなければ不利になる場面が出てきます。

ただし、筋力やスピードだけあれば有利かといえばそうではありません。

多くの人は、ピラミッドの土台である「ムーブメント」を見る前に、パフォーマンスに目を向けている選手が多いいです。

ウエイトばかりやって筋力はあるけど、関節の動きがよくないという選手も少なくありません。

ムーブメント

土台部分に位置する、最も大切な要素が「ムーブメント」です。

ムーブメントは基礎的な動作のことで、スキル・パフォーマンスを高めるためには絶対必要です。

スタビリティ(安定性) モビリティ(可動性) フレキシビリティ(柔軟性) 姿勢(アライメント) 呼吸 基本的動作 五感へのアプローチ

これらがムーブメントの要素です。

人間は、ムーブメントが低い状態だと怪我や不調を引き起こします。

自分自身のカラダを思うようにコントロールできなければ、いくら筋トレをしてもパフォーマンスは上がりません。

つまり、パフォーマンスを上げ、怪我をしない身体を作るにはムーブメントに焦点を当てたトレーニングが必要ということです。

パフォーマンスピラミッドが崩れるとどうなる?

パフォーマンスピラミッドが逆だと故障のリスクが増えます。

土台が大きいピラミッド・土台が小さくスキルが大きいピラミッドだとどちらが安定していると思いますか?

勿論、土台が大きい身体です。

パフォーマンスピラミッドに則したトレーニングこそ本当のパフォーマンス向上になる

多くのトレーニングは、筋力や柔軟性から行いがちですが、まずは呼吸や姿勢といった基礎的な動作」から始めることが大事です。

これが一番効率的でパフォーマンスも高まるかつ、怪我の予防にもなるのです。

ただ、ピラミッドの土台を作るのは地味で楽しくなく辛いが印象的です。

習慣化させなくてはいけないと思っている選手や保護者は少なくないですが、中々実行できていないのも理解しています。

習慣化するのには時間がかかります。科学的に250日といわれています…

この知識と考え方は本当に大切なので、選手には理解してほしいです。

【まとめ】パフォーマンスピラミッドを意識しよう

スキルとパフォーマンスを高めていくには、土台となる「ムーブメント」の能力が必要不可欠です。

関節が適切に動くか?脳が正しく働いているか?痛みがないか?

パフォーマンスピラミッドでは、「カラダの基礎的動作・機能」に着目することが何よりも重要ということを覚えてほしいです。

因みに当院では、選手や保護者の方と一緒に個々のレベルに合わせてメニューを組んでいきます。

今変化して、変わろうとしてやる選手は向き合ってやっていく予定ですのでお気軽にお居合わせください。

パーソナル向上・故障の再発予防・パフォーマンスアップ・スキルアップなどお気軽にお問い合わせください。

きみしま接骨院

紅葉が色づくメカニズム

紅葉を気にかけていたらなぜ色づくのか気になってしましました。
 

そもそも葉が緑色に見えるのはなぜ?

葉は表面だけでなく内部も緑色です。

葉の断面図を見ると、葉は複数の細胞層からなり、それぞれの細胞にはだ円形の葉緑体がぎっしりと詰め込まれていることがわかります。

葉緑体は光合成を行う装置で、緑色の色素であるクロロフィルこそが、葉の緑色の正体です。
 
光合成では、太陽の光エネルギーを使って二酸化炭素と水からグルコースと酸素が作られることは、理科の授業でやったことがあると思います。

このとき、光エネルギーを捕まえるアンテナのような役割を果たすのがクロロフィルである。太陽光は、葉の表面だけでなく内部まで届くきその光により、内部の細胞にある葉緑体でも光合成が行われます。

落葉と資源の回収

秋になると日照時間は短くなり、気温も下がるので、光合成にかかわる酵素反応は温度の影響を受けやすく、気温の低下に伴って光合成の効率も悪くなります。

すると、秋〜冬の太陽光でも光が強すぎる状態になり、余分な光エネルギーが光合成装置の破壊をもたらし、光合成活性はさらに低下して葉の老化が進みます。

光合成効率が低い葉をつけていると、寒い冬に葉を維持するエネルギーが不足するため、植物の生存にとっては不利になる。

そこで、落葉広葉樹では葉を落とす準備として、まず再利用できる物質の回収が始まります。
 
光合成効率が低下した葉緑体では、クロロフィルから、細胞にとって有害な活性酸素が発生しやすくなるため、クロロフィルは比較的速やかに分解される。

分解された物質は成長のために冬芽や根などの器官に運ばれ、翌年の資源として貯蔵されます。

このように資源の回収が進むと、葉柄の付け根には「離層」と呼ばれる細胞層が形成されます。

離層により葉と枝を結ぶ管が遮断されると物質の流れは止まり、細胞の液胞には老廃物とともにグルコースが蓄積します。

葉が赤くなる理由

紅葉の赤色の正体は、アントシアンという色素である。

離層の形成に伴いグルコースが葉に蓄積し、そのグルコースがアントシアニンの前駆体アントシアニジンに結合するとアントシアニンは完成する。

クロロフィルが分解されて減り、アントシアニンが次々に合成されることによって、葉は赤くなります。

葉が黄色くなる理由

イチョウやポプラなどに見られる黄色の正体は、カロテノイドという色素である。春から夏にかけて、緑色の葉にもカロテノイドは含まれている。しかし、クロロフィルとカロテノイドは8:1ほどの比率なので、カロテノイドの黄色はクロロフィルの緑色に隠されてしまい、葉は緑色に見える。
 
ところが、葉の老化に伴ってクロロフィルが速やかに分解される一方で、カロテノイドは葉緑体の膜中にあるタンパク質と結合しており、比較的分解されにくい。

両者の分解速度が違うために、クロロフィルが分解されるにつれ、緑色に隠れていたカロテノイドの黄色が目立つようになるのだ。

 
美しい紅葉の条件
 
1. 晴天が続き、空気が澄んでいて十分な太陽光が葉に当たる。
2. 昼と夜の寒暖の差が大きく、夜には急激な冷え込みがある。
3. 降雨が少なく、地中がほどよく乾燥する。
4. 葉が枯れないくらいの適度な湿度がある。
 
秋が深まる頃にこれらの条件がそろうと、アントシアニンの合成が促進されると考えられている。そのため、条件がそろいやすい山地では、木々が鮮やかに色づくことが多い。

植物にも色づく意味があり・理由があります。

身体にも、不調が出る理由があります。今の現状をしっかりと考えて身体に対してアプローチしていきます。

きみしま接骨院

紅葉

最近は、様々なところに出かけております院長です。

出かけているといってもほとんど仕事ですが…

最近外を眺めると気になる色づいてきた紅葉ですが栃木県には様々な紅葉スポットがあります。

四季折々の日本のこの時期しか楽しめない季節のですの是非是非チェックしてみてください。

日光(いろは坂・華厳滝)

いろは坂をドライブするだけで、始まりから終わりまでの紅葉を一度に楽しむことができます。

また、日本三大名瀑のひとつ「華厳滝」では、迫力ある滝の姿と美しい紅葉が堪能できます。

車酔いとサルには注意が必要です。

那須高原「茶臼岳」

茶臼岳裏の姥ヶ平が最初に色づきます。

見事な紅葉は那須で一番とも言われています。

また、北温泉から清水平への登山道から見る景色も絶景です。さらに、つつじ吊橋付近から見える景色も色鮮やかです。

個人的には帰りに日帰り温泉に入るべき。

塩原渓谷の紅葉

塩原温泉に沿って流れる箒川は深い渓谷美を織り成します。

秋には山一面が赤や黄色に色づき、他に類を見ない美しさです。

個人的に一番のおススメです。

理由は地元だからですが本当にいい所です。

駐車場が少ないのが欠点ですが、秋風を感じながら是非歩いてみてほしいです。

温泉まんじゅう・と手焼き・スープ入り焼きそばなどもチェックですよ。

素敵な秋を過ごしましょう。

きみしま接骨院

運動の秋の前にやるべきこと

運動を始めようと思っている方は多いいのではないでしょうか…

健康寿命について考えている方は本当に増えたと思います。

運動しようと思ったときに是非読んでほしい内容です。

1 まずは自分の体を知る

ほとんど運動経験のない・あるいはブランクがある中高年が運動を始めるときは、筋肉が衰え、神経-筋反応も鈍くなり、関節の柔軟性も落ちている状態であることをまずは自覚ししましょう。

準備運動もなしに急に動かすと転倒や筋肉痛などが起こりやすい…

さらに、中高年になると内臓疾患や運動器疾患が隠れている可能性も高くなるため、運動を始める前には基本的なメディカルチェックを受けて、自分の体の状態を把握しておくのが望ましいです。

たとえば、動脈硬化によって心臓に血液を送り出す血管(冠動脈)がもろく・狭くなっている場合、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)を起こしやすくなります。

なかには、症状がないのに心筋の血流障害が生じている無症候性心筋虚血もあります。

一方で、体を動かしたときに起こりやすい労作性狭心症もあるので、普段の階段や坂道の上りで「胸が締め付けられるように感じる」などの自覚症状がないか、意識してみてください。

運動には血糖値を下げる効果があり、糖尿病患者にも推奨されているが、重度の合併症がある糖尿病の場合は、運動はかえって症状の悪化や突然死のリスクを高めてしまいます。

運動は大切ですが、人によっては身体の状態により行えないケースもありますのでご注意ください。

◆運動を始めるときに注意したい持病の例
・動脈硬化を起こしやすい生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)
・虚血性心疾患(労作性狭心症、無症候性心筋虚血など)
・合併症のある糖尿病
・変形性関節症

その為にもまずは運動していい身体かチェックしましょう。

2 瞬発系よりも有酸素運動がベター

年齢を重ねると筋肉の中でも、特に速筋(瞬発的に大きな力を発揮する白い筋肉)が衰えやすいため、短距離走やテニス、バレーボール、バドミントン、バスケットボールといった、瞬発系の動きを主とする競技、ジャンプを伴う競技は、運動不足の中高年が始める運動としてはあまり向かないです。むしろ怪我を誘発する可能性があります。

ウォーキング、ジョギング、水泳に代表される有酸素運動の方が、体を傷めるリスクが少なく始められます。

これらの有酸素運動を行うときは、主に遅筋(長時間、力を維持する持久力にかかわる赤い筋肉)が使われ、体内の糖や脂肪を燃焼させエネルギーを作っていきましょう。

ハードルが少なく・お金がかからず・一人でもできるのが歩くことかなと思います。

3 運動前後にストレッチ・日常生活に筋トレを取り入れる

いきなり運動して生じる転倒や筋肉痛などを予防・軽減する効果的な方法は、個人の体や日常生活の状況などにより違います。

一般的には、運動前後のストレッチや筋力トレーニングなどがある程度有効です。

「ストレッチは運動前に筋肉の機能や柔軟性を高めて動かしやすくします。運動後には、疲れて硬くなった筋肉をほぐし、疲労回復を助ける効果があります。また、筋力が弱いと骨や関節にかかる負担が大きくなりますので、日常生活で筋力トレーニングを行い、筋力を強化することは、ケガ予防の観点からも意味があります」

ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチがある。

動的ストレッチは、動かしながら筋肉や関節に刺激を入れます。

静的ストレッチは、持続的にゆっくりと伸ばしていきます。

専門的なことは分かりづらい方は、ラジオ体操がお勧めです。

しっかりやるとほんのり汗が出てきますからね。

4 無理をせず徐々に”ならし運転”を

いきなり運動をしてケガを招くのは、「自分は動けるはず」という過信と、実際の体とのギャップから無理をしてしまうことも大きく影響します。

レジャーなどで軽く体を動かすぶんには、むしろ積極的に勧められるが、無理”は禁物です。

5 継続することが一番大事

久しぶりの運動によるトラブルを避けるためには、有酸素運動から少しずつ始めて運動前後には必ず準備運動やストレッチを取り入れさらには簡単な筋力トレーニングで筋力をつけていくことが大切です。

それらと同じくらい重要で、最も難しいと思われることがある。それは、「継続すること」

筋力トレーニングなども、ついつい、新しいもの、流行のものに飛びつきがちだが、ごくシンプルなものを、生活の中に無理なく組み込んだ方が継続しやすいでしょう

 なぜ運動するかと言えば、楽しい・健康寿命など思いながらマイペースにやっていきましょう。運動強度や天候などに左右されていいんです。

毎日の継続が一番です。

無理をした結果、ケガやトラブルでつらい思いをしたり、運動を負担に感じてやめてしまっては本末転倒です。

まずは自分に合った種目やトレーニング方法を見つけ、楽しみながら、健康な身体を手に入れましょう。

お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

きみしま接骨院

ランニングについて

ランニングでは、正しいフォームを身に付けるためには意外に多くの練習と時間が必要です。初心者には一見単純な動作に見えるかもしれませんが、そこには多くの要素が含まれています。正しいランニングフォームは、頭から足先まで全身を使って行います。ランニング姿勢の整え方を覚えると、ケガや痛み、疲労を防ぐことができます。実際、体の一部が少しでもずれていると、走りに支障をきたすのです。

ランニングを始めたばかりの方には、このようなことを考えるのは大変かもしれません。一歩一歩のステップを見直さなければならないかもしれません。でも、ちょっとした工夫と努力で、すぐに自然にできるようになります。

ランニングを向上させる方法

1. 頭を真っすぐにする

うつむいて走ると、首の痛みがひどくなったり、悪い癖がついてなかなか治らなかったりします。また、首に負担をかけてしまうことで、後々痛みを感じることもあります。「うつむいていることに気づいたら、顔を上げて姿勢を整えることに集中しています」

顔を上げて、3~4.5m先の路面を見て走ることが大切です。そうすることで頭の位置を正しく保つことができ、もちろん何かにぶつかることも少なくなります。

2. 良い姿勢を保つ

良い姿勢を保つことは、テクニックにとって非常に重要です。お腹に力を入れて体幹を意識すると同時に、胴体をまっすぐにして肩を後ろに引きます。走る姿勢が悪いと、筋肉が正常に働かず、首や肩、背中に負担がかかります。

3. 肩の力を抜く

肩の位置は非常に重要です。肩を後ろに引いて、背中がまっすぐになるように下ろします。これにより体幹が鍛えられ、体が傾くのを防ぐことができます。ランニング時に後ろや前に傾きすぎると、腰を痛める可能性があります。

4. 腕を横にしておく

腕を左右に振るのは、余計な力が入ってしまうのでNG。そうではなく、腕は身体の横で前後に振るように戦略的に配置しましょう。

腕を振るのは、足と逆の動きをすることを念頭に置きましょう。片方の足が前に出たら、同じ側にある腕は後ろに下がります。この動きが体のバランスを整え、一歩一歩の歩幅を効率的にしてくれます。

5. 肘を曲げる

正しく走るためには、肘が曲がっていることが必要です。肘の角度を70度から110度の間に保つことで、体のバランスを保ちながら走ることができ、走り方に良い影響を与えます。また、肘を規定の範囲内で曲げることで、足や腰の負担を軽減することができます。

6. 手に力を入れないようにする

自分がやりやすいことをやるのは当然ですが、自分のペースを落とす原因になっているものにも気をつけましょう。ランニング中に手を握りしめていると、非常に体力を消耗します。そうすると、長い時間走れなかったり、遅くなったりします。

ランニングの一番良いヒントの一つは、リラックスすることです。手を軽く握って、拳のような状態にします。このとき、手に力が入らないように、自然で快適な状態にしておきます。

7. 膝を緩めておく

膝の位置を意識して走ってみましょう。そうすることで、体全体の調子が良くなるかもしれません。ランニングは関節、特に膝を傷めると思っている人がいます。それどころか、ランニングは正しく行えば関節炎に効果があることが証明されているのです。

膝を少し上げて、力を入れずに一歩一歩動かせば、脚の動きがよりスムーズになります。これにより、足が路面に着いた時の衝撃を、膝がより効率的に緩衝できるようになります。

8. ストライドを軽く、路面に近い位置に保つ

走るときは、ストライドは楽に軽く、親指付け根の足の裏のボールで蹴り出すようにします。そうすることで、両足に均等に体重がかかるようになります。短いストライドで走る場合は、足は体の下で着地することが多いです。そうすることで、バランスを取りコントロールしやすくなります。ストライドを短く、軽くすることで、全体的にエネルギー消費が少なくなり、より速く、より長く走ることができるようになります。ガイボロンスキーは、「時には、走るときに足を『上げて』、小さく速いステップを踏むことを意識するといいですよ」とすすめています。

9. 足の踏み込み方に注意する

走るときには、土踏まずの内側、足の中央に近い部分で着地し、親指付け根の足の裏のボールや足の前部で押し出すようにしましょう。この走り方は、一歩一歩の衝撃を緩衝し、走り続けることを容易にします。

10. 自分に合ったランニングギアを使用する

正しいランニングをするためには、自分に適したランニングギアを活用することが重要です。

きみしま接骨院でも靴の診断やインソールの提供など足に関して施術を行っております。お困りの方はお気がるにお問い合わせください。