膝の痛み

膝の痛みには、さまざまな原因が考えられます。

  • 靭帯や軟骨を痛める怪我
  • 変形性膝関節症などの関節の炎症や変形
  • 腱炎などの腱の炎症
  • 滑液包炎などの膝のクッションである液体の入った袋の炎症
  • 関節リウマチなどのリウマチ性疾患
  • 痛風や偽痛風などの代謝性疾患
  • ベーカー嚢腫などの疾患
  • 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)などの疾患

膝の痛みは、平地を歩いたり、階段を昇ったり、寝ていたりするなど、症状が出る場所やタイミングが人によって異なります。また、症状が進行すると、身体を休めても痛みが残ったり、屈伸や正座ができなくなったりするなどの症状が現れます。

膝の痛みが続く場合は、整形外科を受診しましょう。

関節リウマチの疑いがある場合は、リウマチ科や膠原病科を受診した方がいいでしょう。

膝の痛みを予防・改善するには、体重をコントロールすることも大切です。体重が増えると膝にかかる負担が大きくなるほか、膝に痛みがあると運動不足になり、さらに体重が増えるという悪循環に陥りがちです。

膝の痛みが続いていおる方はお気軽にお問い合わせください。

きみしま接骨院

年始だから運動を始めよう…大切なポイント

2025年、そろそろ健康のために運動を始めたいと考えている方必見です。

いきなり高強度な運動はしない

年末年始だ!心機一転、運動を頑張ってみよう!

という方、結構いらっしゃるのではと思いますが、一点私からアドバイスさせて頂こうと思うのは、「いきなり強度の高い運動をしない」です。
高校時代などに部活を頑張った方であれば、「昔は結構厳しい練習していたから、これぐらい余裕!」って思われる方も少なくないと思います。

これは個人差があることではありますが、人間運動をしていない時期が続くと、当時トップアスリートだった方は別かもしれませんが、ほとんどの方は心肺機能も筋力も落ちているので、ビックリするくらいに身体が動きません。

無茶をすると怪我をしてしまい、新年早々の業務に支障が…なんてこともあり得るので、まずは初日、張り切らずに「ちょっとだけ」一歩を踏み出してみると良いと思います。

運動で大切なのは継続性

これは健康維持目的の方も、私のようにちょっとした大会などに出てみたい…という嗜好の方も両方に当てはまることですが、1回だけ強度の高い運動を入れるよりも、継続して行っていくことが重要です。

ですので、いきなり強度の高いものはおすすめしません。

部活動から10年、20年、30年とたった方が、いきなり例えば「10キロ走ろう!」と意気込んでも、多くの方が途中で挫折するでしょうし、その時点で激しい筋肉痛を覚えて、もう2度とチャレンジしたくなくなってしまう恐れもあります。

ですので、ランニングでも、ウォーキングでも、ジムでも「毎日行えるレベルの強度」で運動を続けていくことが重要です。

まとめ

くれぐれも無理して、新年の仕事、最初から調子が出ない…なんてことのないようにしましょう。
個人差があるので、いきなりある程度の運動が出来る方もいれば、一駅歩くこともまだ無理…という方も様々だと思います。

まぁ、出来る範囲で、繰り返しますが「継続する」ことをテーマに健康維持目的で運動も頑張ってみてはいかがでしょうか。

きみしま接骨院 院長

ちなみに院長は週に一度ジムに通っています。

パーソナルトレーニングについて

きみしま接骨院のパーソナルトレーニングについたお話します。

きみしま接骨院で行っているパーソナルトレーニングは様々な方向性からアプローチしています。

特に、選手の事を見ているとこんな悩みを聞きます。

指導者に言われたことが出来ないで悩む選手達です。

なんで出来ないんだ・何度言ってもその動きが出来ずに苦しんでいる選手はたくさんいると思います。

指導者は、チームを強くするために日夜考えて練習メニューや声掛けをしています。

選手のカテゴリ別に指導することが難しい昨今だからこそ、コーチングを含めて身体の動きを獲得するためにトレーニング指導も行っております。

脳の可塑性やボディスキーマなど選手が、よりいいプレイヤーになる為にできる限り活動していきます。

約1時間かけて様々な動きや基礎を教えていきますのでお気軽にお声かけください。

実施日時は、

土曜日12時30分~の枠 18時~の枠

平日13時~の枠です。

興味のある選手はお気軽にお問い合わせください。

きみしま接骨院 院長

子どもの骨折の特徴

子どもから痛みの訴えがあったとき、保護者は

「歩けるから大丈夫」

「関節が動くから骨折していない」

などと自己判断しないでほしいと思います。

「触ると泣く」

「手を使わない」

「足に体重をかけられない」

などの症状があれば、骨折を疑いましょう。

特に乳幼児では、腫れが少なかったり、骨折していない部位の痛みを訴えたりすることもあり注意が必要です。

原因と病態

転倒や転落によるものがほとんどです。

肘関節の周囲や前腕など上肢の骨折が約半数を占めて次いで多いのが鎖骨や下腿の骨折です。

成長過程の骨には弾力があり、骨幹部では隆起骨折や若木骨折、力学的に脆弱な成長軟骨が存在する関節周囲では骨端骨折(骨端軟骨の離開)など小児特有の骨折があります。

診断

十分な視診、観察で疼痛部位を予測し、最小限の触診をして、骨折の部位を確定したり、

エコー検査・X線(レントゲン)撮影を行います。
受傷直後にはX線で骨折を確認できないことや、骨折線が現れず弯曲する急性塑性変形もあり、また骨折に関節脱臼を伴うこともあります。


骨端軟骨や関節内の骨折では診断が難しいため骨折が疑われる側だけでなく健側も撮影をしたり、ギプスなどで固定して定期的な観察を行い診断を付けます。

治療

治療には保存療法と手術療法があります。

関節周囲の骨折以外は自家矯正が期待できるので、通常は徒手整復による保存療法が行われます。

血管損傷や神経損傷がないことを確認して、ギプスなどで固定します。

成長期は骨が癒合しやすいので、1~2カ月たてば安定します。
整復後に変形が残ったり骨折部が離れたりしていても、軽度なら心配することはありません。自家矯正力が高いのが小児の 骨折の特徴です。

きみしま接骨院より

当院では、エコー検査を行い必要であれば画像診断をお願いする為に紹介状を書いております。

不安なままにせずお気軽にお問い合わせください。

高齢者の方が骨折しやすい部位

高齢者が骨折しやすい部位には、次のようなものがあります。

  • 背骨(椎体骨折)
  • 太ももの付け根(大腿骨近位部骨折)
  • 手首(橈骨遠位端骨折)

高齢者の骨折は、骨粗しょう症による骨の強度の低下が原因で、弱い外力でも折れやすくなっています。また、骨折した後の回復にも時間がかかる傾向があります。

高齢者の骨折は、転倒によるものが多く、慣れているはずの家の中(敷地内)で発生することが多いです。転倒を防ぐには、住環境の整備や、服用中の薬によるめまいやふらつきなどの相談が有効です。

高齢者が骨折しやすい部位で、寝たきりになる危険がある部位には、次のようなものがあります。太ももの付け根(大腿骨頚部、背骨(脊椎、手首(橈骨遠位端、 肩の骨(上腕骨頚部。

これらの部位で骨折すると、立つことや歩くことができなくなり、要介護や寝たきりになる危険が高まります。

特に太ももの付け根の骨折は、治るまで歩くことができず、高齢者ではそれがきっかけで寝たきりになることが多くなります。

骨折は、骨粗鬆症によって骨がもろくなった高齢者に多く見られます。

骨粗鬆症は、骨折やその痛みが起こるまで自覚症状がないサイレントディジーズといわれているため、早めの検査による治療開始と治療の継続が大切です。

きみしま接骨院より

私の祖父と祖母は大腿骨を骨折してその後施設での生活を余儀なくされました。

ひ孫と歩くのを楽しみにしていたのに…

健康的な生活を送る為に、自分の足で歩ける生活をするためにお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

変形性膝関節症

皆さんも一度は聞いた事があるかと思います変形性膝関節症。(OA)

高齢者の方に多く膝に大きな負担があり生活に支障が出ている方が…

そうならないためにもしっかりとした知識と今後を考えていきたいと思います。

症状

男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。

主な症状は膝の痛みと水がたまることです。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます。

中期では正座や階段の昇降が困難となります。

末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

原因と病態

原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しています。

また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。

加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。

診断

問診や診察、時に触診で膝内側の圧痛の有無、関節の動きの範囲、腫れやO脚変形などの有無を調べ、X線(レントゲン)検査で診断します。

必要によりMRI検査などをします。

予防と治療

予防(日常生活での注意点)

  • ふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える。
  • 正座をさける。
  • 肥満であれば減量する。
  • 膝をクーラーなどで冷やさず、温めて血行を良くする。
  • 洋式トイレを使用する

以上のことなどが挙げられます。

治療

症状が軽い場合は大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などの運動器に対してアプローチを行います。

膝を温めたりする物理療法を行います。

インソールを入れるケースもあります。

このような治療でも治らない場合は手術治療も検討します。

これには関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術などがあります。

きみしま接骨院より

しっかりとしたケアや症状が悪化しないための対処は本当に大切になります。

平均寿命が上がってきている日本だからこそ、健康寿命を上げていきましょう。